こんにちは。396です。
夏も去り、秋が顔を見せずに冬になりそうな今日この頃。いかがお過ごしですか。
今年は寒くなるのが早いと感じる方は多いのではないのでしょうか。
396さんも寒いです。
私が住む地域は去年雪が降った記憶がありません。多少は降ったかもしれませんが覚えていません。
ですが今年は確実に降るでしょう。そう思える根拠が私を脅かしているのです。
恐怖の○○パンデミック・序章
某日、始まりは入浴中でした。
いつも通り浴槽にバスソルトを入れていた時、奴と対面するのです。
人にはない触角を2つ動かしながら佇む奴は防御力0の私に勝負を仕掛けてきました。
そう、カメムシです。
ここで近所の迷惑にならないように発狂しなかったのは英断でしょう。冷製パスタですね。
私は浴槽に上り、モンスターカード:【母は強し】オープンしました。
私は母を召喚することができ、カメムシは水を司りし神聖フィールド:【お風呂場】から退場しました。
私の勝ちです。
ですがここからが地獄の始まりでした。
恐怖のカメムシパンデミック・1章
某日、天気は快晴。雲はちらほらありけり。
洗濯物を干すには絶好のチャンスでした。
洗濯物を干して数時間後、風に吹かれて落ちてしまった服を拾い上げたことが奴らの罠でした。
拾い上げた服の下、奴がいたのです。素早く距離を取り、戦闘態勢に切り替える私。
今回のフィールドは超自然のベランダだったため私の行動は1つ。部屋に入ること。
ここで冬あるあるなのですが、洗濯物にカメムシ付きがち。
それに警戒した私は拾った服を10回以上振り続けました。
予想通り。ええ、出てきましたよ。カメムシちゃん。服の中から飛び出してきました。
その飛び出し方はポケモンXY6番道路のフシデ並。
私は服を生贄に逃げ出しました。その服は母によって回収されました。
私の勝ちです。
恐怖のカメムシパンデミック・2章
その日の夜。またしてもお風呂場に出ました。カメムシが。
窓枠にじっと動かずに闇に潜む奴は確かな殺意があるように感じました。奴に殺傷能力は無いですが。
急いでつけたばっかりのリンスを流し、母を召喚。私の勝ちです。
恐怖のカメムシパンデミック・3章
いつもの様にお風呂場。
私が気付いたのはまたしてもリンス中。虫特有の羽がこすれる音が耳に入ってきました。
ブーンと飛ぶのに姿が見えない。音だけが頭の中を反射し、心臓の鼓動が早くなる。
目を凝らしてみると網戸に奴いたのです。最悪なのは窓と網戸の間ということ。外に逃がすには網戸を開けなければならないという死確定ルート。
ですが開けなければ私の元へは向かって来れない。心に余裕ができました。
しっかりとリンスを流して報告。父が処理してくれました。私の勝ち。
恐怖のカメムシパンデミック・4章
某日、夕方ごろ。YouTubeで動画を見ていた時、奴はやってきた。
ブーンと飛びながら目の前にアイツは登場。どこからやってきてん。
夕方、突然登場=発狂。
叫びながらイヤホンを外し、後ずさりする私は何よりも早かっただろう。
ずっと飛んでは電気に止まり歩く。そんな奴に対抗する手段は私には無かったのです。
私の最強カード【両親】が無い。
2人とも外に用事があり積んだ状況。充電5%のスマホを片手に電話を掛けるも道が混む時間帯ですぐには帰ってこれない状況。
私は台所に避難し、父が帰ってくるまでの30分間カメムシの行方を監視していました。
時には飛んで威嚇してくるカメムシ君にビビって声を上げていましたが、父が帰ってきて私は粘り勝ちしました。
さすがに多すぎる。どんだけくんねん。暇か。
アマゾンでカメムシ撃退グッズを数点購入しました。
恐怖のカメムシパンデミック・5章
ええ、また出ましたよ。お風呂に。その日の夜にね。
シャンプーの途中、動く触覚に泣きました。嘘やけど。
ざっと水で泡を落として脱衣所まで避難する。防御力はまたしても0でしたが母を呼んで私はリビングに避難しました。
無事、母がカメムシを外に逃がしてくれ私は久しぶりにちゃんと湯船につかれました。
散々だったこの日。ツイステのハロウィンが始まった日。リドル君のSSR出たので私の大勝利。厄払いとはこのことだ。
ちなみにこの話は自慢です。
恐怖のカメムシパンデミック・終章
翌日もベランダのドアの隙間に出ましたし、今朝もベランダで死んでました。
ですがカメムシ除去グッズが届き、設置した私は防御力100ほどには成長したでしょう。
この物語に終止符を。
これだけカメムシが出たのだから今年はきっと雪が降りますね。
暦上秋でも寒かったし、冬はどれくらい寒くなるのやら。
皆様もカメムシと風に気を付けて。